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大腸ポリープ 総論

2014.12.18  メディビトの知恵   
最終更新日: 2016年02月08日
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概要

ポイント

5mm以上のポリープは切除を考慮する。

EMRESDの対象となりそうな病変の生検検査はむやみに行わない。

 

「日本消化器病学会 大腸ポリープ診療ガイドライン2014

 http://www.jsge.or.jp/files/uploads/CPGL2.pdf

 

診療のすすめ方、考え方

【分類】

①非腫瘍性ポリープ

 ・過誤腫性ポリープ:若年性ポリープ、Peutz-Jeghers(ポイツ・イェガース)型ポリープ

 ・過形成性ポリープ

 ・炎症性ポリープ

 ・リンパ濾胞性ポリープ

②腫瘍性ポリープ

 ・上皮性ー腺腫:管状腺腫、絨毛管腺腫、絨毛腺腫

 ・非上皮性

 

【傾向】

・若年性ポリープの多くは直腸に単発に好発し、下血が主症状である。

・過形成性ポリープは、直腸からS状結腸が好発部位で、老人に多い。

・炎症性ポリープは、炎症性腸疾患に伴いみられることが多い。

・腺腫のうち、多いのは管状腺腫である。

診断

・大腸内視鏡検査を行う。

11pori画像12pori2画像パリエット「消化器基本画像集」より引用

 症状

・多くは無症状

・ポリープが増大すると血便

 検査

・便潜血検査

・内視鏡検査

・生検

治療、処方例

【治療】

・5mm以下で癌を疑わせる所見がなければ、経過観察する。

・5mm以上は基本的に切除する。

・腺腫

 5mm以下:内視鏡的に悪性を疑わせる特徴を認めなければ、経過観察で良い。

 5mm以上:ポリペクトミーや内視鏡的粘膜摘除術などの内視鏡的治療を行う。

 

 【悪性疑う所見】

  ①緊満所見(病変全体が張った感じ)

  ②面状の陥凹

  ③粗糙所見(表面の光沢が消失してざらざらした所見)

  ④広基性病変で立ち上がり正常粘膜

  ⑤V pit pattern

 

患者指導

・クリーンコロン(小ポリープまですべて切除後)では35年後の内視鏡検査をすすめる。

・小ポリープが残っている場合は12年後の内視鏡検査をすすめる。

禁忌

最終更新日: 2016年01月05日
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診断

症状

検査

治療

最終更新日: 2016年02月08日
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英名、通称、略称

概念

定義

【ポリープ数】

・ポリープ1個:単発性ポリープ

・ポリープ2~99個:多発性ポリープ

・ポリープ100個以上:ポリポーシス

疫学

歴史

病因、病態

・原則として無症状であり、検診などにより偶然発見される。

・好発年齢は50~70歳代、年齢とともに増加する傾向にある。

解剖、生理学、生化学

診断基準

分類、重症度分類

予後

合併症

最終更新日: 2016年02月08日
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キーワード、ポイント

・大腸ポリープとは、癌や腺腫など上皮性腫瘍、粘膜下腫瘍および非腫瘍性病変のうち、肉眼的に管腔内に隆起したものの総称である。

5mm以上のポリープは切除を考慮する。

EMRESDの対象となりそうな病変の生検検査はむやみに行わない。

 

「日本消化器病学会 大腸ポリープ診療ガイドライン2014

 http://www.jsge.or.jp/files/uploads/CPGL2.pdf

診療のすすめ方、考え方

【分類】

①非腫瘍性ポリープ

 ・過誤腫性ポリープ:若年性ポリープ、Peutz-Jeghers(ポイツ・イェガース)型ポリープ

 ・過形成性ポリープ

 ・炎症性ポリープ

 ・リンパ濾胞性ポリープ

②腫瘍性ポリープ

 ・上皮性ー腺腫:管状腺腫、絨毛管腺腫、絨毛腺腫

 ・非上皮性

 

【傾向】

・若年性ポリープの多くは直腸に単発に好発し、下血が主症状である。

・過形成性ポリープは、直腸からS状結腸が好発部位で、老人に多い。

・炎症性ポリープは、炎症性腸疾患に伴いみられることが多い。

・腺腫のうち、多いのは管状腺腫である。

診断

・便潜血検査陽性者に、大腸内視鏡検査を行う。

・腫瘍・非腫瘍の鑑別や癌・非癌の鑑別には、色素観察に加えて、拡大観察によるピットパターン診断や画像強調観察が有用である。

1daichoupori-pu1

症状

・多くは無症状

・ポリープが増大すると血便

検査

・便潜血検査

・内視鏡検査

・生検:注:EMRESDの対象となりそうな病変では、生検検査によって粘膜下に瘢痕をつくらないために小さく生検を行うか、生検検査自体を行わない。

鑑別診断

・大腸癌

治療、処方例

【治療】

・5mm以下で癌を疑わせる所見がなければ、経過観察する。

・5mm以上は基本的に切除する。

・腺腫

 5mm以下:内視鏡的に悪性を疑わせる特徴を認めなければ、経過観察で良い。

 5mm以上:ポリペクトミーや内視鏡的粘膜摘除術などの内視鏡的治療を行う。

 

 【悪性疑う所見】

  ①緊満所見(病変全体が張った感じ)

  ②面状の陥凹

  ③粗糙所見(表面の光沢が消失してざらざらした所見)

  ④広基性病変で立ち上がり正常粘膜

  ⑤V pit pattern

禁忌

患者指導

・クリーンコロン(小ポリープまですべて切除後)では35年後の内視鏡検査をすすめる。

・小ポリープが残っている場合は12年後の内視鏡検査をすすめる。

専門医に紹介

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専門家からアドバイス

補足事項

 

最近のトピック

診断

治療

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診断

11pori画像12pori2画像

パリエット「消化器基本画像集」より引用

治療

共有資料(パンフ、スライド)

その他

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「日本消化器病学会 大腸ポリープ診療ガイドライン2014

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