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過敏性腸症候群(IBS) 総論

2014.12.18  メディビトの知恵   
最終更新日: 2016年04月01日
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概要

ポイント

・腸管に器質的病変がみられないが、便通異常(下痢、便秘、交代性便通異常)と腹痛とが続く大腸の機能性疾患。

・加齢とともに低下し、女性に多い。 

50歳以上では必ず器質的疾患の有無を検査で確認する。

診断

・内視鏡検査、注腸造影検査、吸収機能検査などで原因となる他疾患を否定する。

・RomeⅢ基準を用いて、診断する。 

IBS2

 症状

・腹痛を伴う便通異常(下痢、便秘、交代性便通異常)

・腹痛、腹鳴、排ガス

・倦怠感、不安、不眠、頭痛、頻尿、発汗、動悸などの症状を伴うこともある。

 検査

・内視鏡検査、X線検査、超音波検査、血液検査などにより原因となりうる疾患の有無を確認する。

 

鑑別診断

・下痢型:炎症性腸疾患、甲状腺機能亢進症、乳糖不耐症

・便秘型:腫瘍性疾患、偽性腸閉塞、甲状腺機能低下症

治療、処方例

【処方例】

・消化管運動調節薬

 セレキノン錠(100mg)(トリメブチン) 1回1~2錠、1日3回朝昼夕毎食後

 

患者指導

・食生活、生活習慣の改善

・器質的疾患を否定できたうえで、安心してもらえるよう心理的サポートを行う。

・症状に合わせすぎて薬剤数が増えないように注意する。

・ドクターショッピングを行わないように指導する。

 「命にかかわる疾患が検査でなかったので、安心しましたね。」

 「胃腸の働きや感度には個人差があり、病気ではなく体質という部分もあります。」

 「薬が増えやすいので注意しましょう」

 などの説明と方向付けを行う。

禁忌

最終更新日: 2016年03月30日
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診断

症状

検査

治療

最終更新日: 2016年03月30日
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英名、通称、略称

英語:Irritable Bowel Syndrome
略称:IBS

概念

定義

疫学

歴史

病因、病態

解剖、生理学、生化学

診断基準

分類、重症度分類

予後

合併症

最終更新日: 2016年03月30日
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キーワード、ポイント

・腸管に器質的病変がみられないが、便通異常(下痢、便秘、交代性便通異常)と腹痛とが続く大腸の機能性疾患。

・加齢とともに低下し、女性に多い。

・ストレスや情動的動揺など、心理的異常を背景に発症することが多い。 

50歳以上では必ず器質的疾患の有無を検査で確認する。

IBS

「日本内科学会雑誌 過敏性腸症候群(IBS)の病態・診断・治療」

 https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/1/102_70/_article/-char/ja/

診療のすすめ方、考え方

・病状の日誌や質問票による症状の把握が重要となる。

診断

・内視鏡検査、注腸造影検査、吸収機能検査などで原因となる他疾患を否定する。

・RomeⅢ基準を用いて、診断する。 

IBS2

症状

・腹痛を伴う便通異常(下痢、便秘、交代性便通異常)

・腹痛、腹鳴、排ガス

・倦怠感、不安、不眠、頭痛、頻尿、発汗、動悸などの症状を伴うこともある。

検査

・内視鏡検査、X線検査、超音波検査、血液検査などにより原因となりうる疾患の有無を確認する。

・内視鏡検査

・注腸造影検査

・吸収機能を検査

鑑別診断

・下痢型:炎症性腸疾患、甲状腺機能亢進症、乳糖不耐症

・便秘型:腫瘍性疾患、偽性腸閉塞、甲状腺機能低下症

・食事の偏り、排便習慣の偏り

・発熱、血便、予想しない体重減少、悪性腫瘍の既往もしくは家族歴などの所見は、器質的疾患の除外のために注意して確認することが必要である。

治療、処方例

【治療】

・段階を追って、主症状の改善を行う。

第一段階

 ①生活指導:食事と生活習慣の改善

 ②薬物療法:消化管運動調節薬を基本として投与する。

       (高分子重合体またはマレイン酸トリメブチン)

第二段階:第一段階を4~8週間継続し、改善がみられない場合は抗不安薬などを投与する。

第三段階:第二段階までの治療で改善がみられない場合は、心療内科的アプローチを考慮する。

 

【処方例】

・消化管運動調節薬

 セレキノン錠(100mg)(トリメブチン) 1回1~2錠、1日3回朝昼夕毎食後

禁忌

患者指導

・食生活、生活習慣の改善

・器質的疾患を否定できたうえで、安心してもらえるよう心理的サポートを行う。

・症状に合わせすぎて薬剤数が増えないように注意する。

・ドクターショッピングを行わないように指導する。

 「命にかかわる疾患が検査でなかったので、安心しましたね。」

 「胃腸の働きや感度には個人差があり、病気ではなく体質という部分もあります。」

 「薬が増えやすいので注意しましょう」

 などの説明と方向付けを行う。

専門医に紹介

最終更新日: 2016年03月30日
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専門家からアドバイス

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診断

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「日本内科学会雑誌 過敏性腸症候群(IBS)の病態・診断・治療」

 https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/1/102_70/_article/-char/ja/

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