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蛋白漏出性胃腸症 総論

2014.12.18  メディビトの知恵   
最終更新日: 2016年03月30日
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概要

・消化管粘膜より管腔に蛋白(主にアルブミン)が漏出するために、低蛋白血症を伴った病態。

ポイント

【主な疾患】

・原発性:Menetrier病、腸リンパ管拡張症

・続発性:他の器質的病気に合併するもの

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診断

・低蛋白血症と腸管からの蛋白の漏出を確認する。

・便中α1‐アンチトリプシン測定、腹部シンチグラフィにて、腸粘膜からの蛋白漏出の程度を確認する。

・原因疾患の特定のため、消化管造影X線検査、内視鏡検査、生検による組織検査、リンパ管造影などを行い診断する。

 症状

・初期症状は浮腫

・腹水

・胸水

・脂肪便

・テタニー症状

・鉄欠乏性貧血

・易感染症

・消化器症状(食欲不振、下痢、悪心・嘔吐、腹部膨満感、腹痛)

 検査

治療、処方例

【治療】

・原因となる疾患の治療を第一に行う。

・食事療法:低脂肪・高蛋白+中鎖脂肪を主成分とする成分栄養

・浮腫に対する治療:利尿薬、アルブミン製剤投与

・漏出部位が限局的な場合は、外科的治療を行うこともある。

 

患者指導

・リンパ系の異常に基づく場合は、低脂肪・高蛋白食の食事療法を心掛ける。

禁忌


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