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腸閉塞 総論

2014.12.18  メディビトの知恵   
最終更新日: 2015年12月22日
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概要

ポイント

・腸内容の腸管内通過障害または完全停止を起こしている状態。

・持続性の激痛は、絞扼されていることを示唆する。絞扼性でなければ間欠痛の場合が多い。

【原因】

①機械的閉塞:癒着、ヘルニア、腫瘍、腸捻転、腸重積

②その他の閉塞:憩室炎、異物(胆石を含む)、宿便

腸閉塞分類

診断

・絞扼性など腸管の血流障害の有無があるかを迅速に判定して、手術の必要性を判断する。

・梗塞がある場合,腹部に圧痛を認め,聴診では腸雑音消失または蠕動微弱を認める。

 症状

・攣痛、嘔吐、重度の便秘、排ガスの停止、腹部膨満

 検査

・腹部X線検査:立位もしくは側臥位単純写真で、鏡面形成(二ボー像)を確認する。

CT検査:狭窄、閉塞部位の同定、血流障害の有無、フリーエアの有無など

 

鑑別診断

イレウス(閉塞を伴わない腸麻痺)

治療、処方例

【治療】

・腸閉塞が解除されるまで飲食ができないため原則として入院治療を行う。

・輸液蘇生術

・経鼻胃管、経鼻小腸管による吸引・絞扼性腸閉塞の完全閉塞には早期に手術を行う。

禁忌

最終更新日: 2015年12月18日
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診断

症状

検査

治療

最終更新日: 2015年12月18日
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英名、通称、略称

概念

定義

疫学

歴史

病因、病態

解剖、生理学、生化学

診断基準

分類、重症度分類

予後

合併症

最終更新日: 2016年02月10日
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キーワード、ポイント

・腸内容の腸管内通過の著しい障害または完全停止を起こしている状態。

・飲食は症状を悪化させるので入院し点滴対応が必要。

・分泌された腸液が再吸収されず、脱水状態となりやすいため補液を多めに行う。

診療のすすめ方、考え方

【原因】

①機械的閉塞:癒着、ヘルニア、腫瘍、腸捻転、腸重積

②その他の閉塞:憩室炎、異物(胆石を含む)、宿便

chouheisoku

メルクマニュアル医療者版「消化器疾患 腸閉塞」より引用

腸閉塞分類

 

・持続性の激痛は、絞扼されていることを示唆する。絞扼性でなければ間欠痛の場合が多い。

・亢進した高ピッチの蠕動および痙攣と同時に起こる急速で長い蠕動が典型的である。時に、拡張した腸係蹄を触知できる。

診断

・絞扼性など腸管の血流障害の有無があるかを迅速に判定して、手術の必要性を判断する。

・梗塞がある場合,腹部に圧痛を認め,聴診では腸雑音消失または蠕動微弱を認める。

・ショックおよび乏尿は,末期の単純性閉塞または絞扼を示す重篤な徴候である。

・腹部X線検査などで閉塞を診断する。

症状

・攣痛、嘔吐、重度の便秘、排ガスの停止、腹部膨満

・発症直後:腹部痙攣、嘔吐

検査

・腹部X線検査:立位もしくは側臥位単純写真で、鏡面形成(二ボー像)を確認する。

CT検査

  狭窄、閉塞部位の同定、血流障害の有無、フリーエアの有無など

  小腸のケルクリング皺壁(襞の間隔が狭い)、大腸のハウストラ(襞の間隔が広い)は小腸閉塞化、大腸背側か閉塞部位を推測する。

・超音波検査

鑑別診断

イレウス(閉塞を伴わない腸麻痺)

治療、処方例

【治療】

・腸閉塞が解除されるまで飲食ができないため原則として入院治療を行う。

・輸液蘇生術:大量の腸液の分泌があり脱水状態となっていることが多い。

 静脈内輸液(血管内容量の補充に0.9%生理食塩液または乳酸加リンゲル液)

 水分排出量をモニタリングするための尿道カテーテル

・経鼻胃管、経鼻小腸管による吸引(必要があれば吸引器による間欠的吸引)

・絞扼性腸閉塞の完全閉塞には早期に手術を行う。

・原因に応じてヘルニア修復術、異物の除去、癒着剥離術などの再発予防を行う。

・閉塞部位が大腸である場合は経肛門的にイレウス管を留置する。

・抗生剤の使用:腸管内圧の上昇により腸管内の細菌が体内に移行するバクテリアルトランスロケーションを防ぐため。グラム陰性桿菌および嫌気性菌を標的とした抗生剤を選択。

  ユナシン-S注Ⓡ 1回3g 1日2~4回点滴

  セフメタゾンⓇ(セフメタゾール)1回1g 1日24回点滴 

 

禁忌

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