若年性ポリポーシス 総論
2014.12.18 メディビトの知恵概要
ポイント
・大腸を中心に多数の過誤腫性ポリープが生じる。
・10~20%が悪性化する。
・非遺伝性では先天性奇形を合併しやすい傾向にある。
○診療のすすめ方、考え方
・若年性ポリポーシスの家族歴について確認する。
診断
症状
・下血
・腸重積
検査
・内視鏡検査
・数mm~数cm大のものが数個~100個程度存在し,無茎性から有茎性まで形態は様々。
○「九州がんセンター 消化管医用画像データベース 若年性ポリポーシス」
http://www.midb.jp/db/jp/node.php?pid=306
○鑑別診断
・Cronkhite-Canada症候群
治療、処方例
【治療】
・内視鏡的ポリペクトミーによる保存的治療を行う。
禁忌
キーワード、ポイント
・大腸を中心に多数の過誤腫性ポリープが生じる。
・約半数は常染色体優性遺伝性
・10~20%が悪性化する。
・非遺伝性では先天性奇形を合併しやすい傾向にある。
診療のすすめ方、考え方
・若年性ポリポーシスの家族歴について確認する。
診断
・内視鏡にて画像診断を行う。
症状
・下血
・腸重積
検査
・内視鏡検査
・数mm~数cm大のものが数個~100個程度存在し,無茎性から有茎性まで形態は様々。
・ポリープは発赤調で軟らかく,粘液が付着していることが多い。
・表面に出血やびらんを伴うことが多い。
○「九州がんセンター 消化管医用画像データベース 若年性ポリポーシス」
http://www.midb.jp/db/jp/node.php?pid=306
鑑別診断
・Cronkhite-Canada症候群:ポリープの形態像のみではCronkhite-Canada症候群との鑑別は困難であるが、若年性ポリポーシスの場合はポリープ間の介在粘膜が健常であることより鑑別できる。
治療、処方例
【治療】
・内視鏡的ポリペクトミーによる保存的治療を行う。