消化管ポリポーシス 総論
2014.12.18 メディビトの知恵概要
・大腸およびその他の消化管に、同様の組織像のポリープが多数認められる病態であり、通常は100個以上存在する。
ポイント
○診療のすすめ方、考え方
・上部消化管にも多発性の隆起病変を伴うことが多いことに留意する。
診断
・内視鏡検査を行い、リポーシスの存在を確認し診断する。
・生検にて組織診断を行う。
症状
・下血、血便、下痢、腹痛などの消化器症状
検査
・内視鏡検査
○「九州がんセンター 消化管医用画像データベース
100個以上の過形成ポリポーシスを認めたびまん性の大腸過形成ポリポーシス」
http://www.midb.jp/db/jp/node.php?pid=812
治療、処方例
【治療】
・内視鏡的ポリープ切除術
・家族性大腸腺腫症では大腸全摘術
禁忌
キーワード、ポイント
・大腸およびその他の消化管に、同様の組織像のポリープが多数認められる病態であり、通常は100個以上存在する。
診療のすすめ方、考え方
・内視鏡検査で偶然発見されることが多い。
・上部消化管にも多発性の隆起性病変を伴うことが多いことに留意する。
・下血や腸閉塞などの消化器症状の合併、家族歴がある場合に、ポリポーシスを疑う。
診断
・内視鏡検査、X線検査を行い、画像にてポリポーシスの存在を確認し診断する。
・ポリポーシスが疑われた場合は、腺腫または過誤腫などの組織診断のためや、悪性病変を鑑別するために生検を行う。
症状
・下血、血便、下痢、腹痛などの消化器症状
検査
・内視鏡検査
・X線検査
○「九州がんセンター 消化管医用画像データベース
100個以上の過形成ポリポーシスを認めたびまん性の大腸過形成ポリポーシス」
http://www.midb.jp/db/jp/node.php?pid=812
・APC遺伝子検査
鑑別診断
治療、処方例
【治療】
・内視鏡的ポリープ切除術
・家族性大腸腺腫症では大腸全摘術
禁忌
患者指導
・内視鏡検査を定期的に受けるように指導する。
専門医に紹介
・遺伝性ポリポーシスを疑う場合
・外科的腸管切除が必要な場合