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クローン病 総論

2014.12.18  メディビトの知恵   
最終更新日: 2016年04月04日
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概要

ポイント

・本疾患の原因は不明であり、潰瘍や線維化を伴う肉芽腫性炎症性病変からなり、口腔から肛門まですべての消化管に起こりうる。

・回盲部に好発し、再発と寛解を繰り返す。

・10歳代後半~20歳代を中心とする若年成人に多く、男女比は2:1。

・肛門病変の存在が早期診断に重要。

 

〇「難病情報センター クローン病」

 http://www.nanbyou.or.jp/entry/219

 

〇「IBD情報」 

 http://www.jimro.co.jp/ibd/index_ibd.htm

 

診療のすすめ方、考え方

・合併症:難治性、繰り返して出現、二つ以上が同時に出現する際にクローン病を想起する。

     関節炎、骨粗鬆症、結節性紅斑、壊疽性膿皮症、アフタ性口内炎、虹彩症、

     膵炎、胆石症、胆管炎、血栓性静脈炎、悪性腫瘍

診断

・臨床所見、血液検査にて貧血やCRP上昇、内視鏡・消化管造影による特徴的所見の検出、病理所見で非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認めることにより確定診断する。

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「パリエット 消化器基本画像集」より引用

 症状

・腹痛

・発熱

・下痢

・体重減少

・肛門病変

 検査

・血液検査

・内視鏡・消化管造影検査

・生検

 

鑑別診断

・潰瘍性大腸炎:原則的に大腸に限局、直腸から始まり、奥にある結腸へと連続的に炎症が広がってゆく。炎症は比較的浅く粘膜までで、粘膜にびらんや潰瘍を起こす。

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http://www.doyaku.or.jp/guidance/data/H22-10.pdf」より引用

治療、処方例

【治療】

・長期治療が必要で、主に栄養療法、薬物療法、外科的治療をおこなう。

①内科的寛解導入療法

②内科的寛解維持療法

③合併症の治療

  

患者指導

・生活指導:禁煙、過労・睡眠不足・ストレスの回避、生活リズムの是正

・「難病の患者に対する医療等の法律」における指定難病

・住所地を管轄する最寄りの保健所にて所定の手続きを行い認定されると、指定医療機関における医療費自己負担分(保険診療)の一部が国や都道府県から助成される。 

 ○「厚生労働省 指定難病 

   http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000084783.html

禁忌

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診断

症状

検査

治療

最終更新日: 2016年04月04日
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英名、通称、略称

概念

定義

疫学

歴史

病因、病態

解剖、生理学、生化学

診断基準

分類、重症度分類

予後

合併症

最終更新日: 2016年04月04日
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キーワード、ポイント

・本疾患の原因は不明であり、潰瘍や線維化を伴う肉芽腫性炎症性病変からなり、口腔から肛門まですべての消化管に起こりうる。

・回盲部に好発し、再発と寛解を繰り返す。

・10歳代後半~20歳代を中心とする若年成人に多く、男女比は2:1。

・肛門病変の存在が早期診断に重要。

 

【分類】

発症部位による:小腸型、大腸型、小腸大腸型(最多)

 

〇「難病情報センター クローン病」

 http://www.nanbyou.or.jp/entry/219

 

〇「IBD情報」 

 http://www.jimro.co.jp/ibd/index_ibd.htm

 

〇「クローン病治療ガイドライン」

 http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/CD/crohn_cpgs_2011.pdf

診療のすすめ方、考え方

・肛門病変の存在が早期診断に重要。

・合併症:難治性、繰り返して出現、二つ以上が同時に出現する際にクローン病を想起する。

     関節炎、骨粗鬆症、結節性紅斑、壊疽性膿皮症、アフタ性口内炎、虹彩症、

     膵炎、胆石症、胆管炎、血栓性静脈炎、悪性腫瘍

診断

・臨床所見、血液検査にて貧血やCRP上昇、内視鏡・消化管造影による特徴的所見の検出、病理所見で非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認めることにより確定診断する。

クローン1

「難病情報センター クローン病 診断」より引用

 

kuro-nn2kuro-nn3

「パリエット 消化器基本画像集」より引用

 

kuro-nn4

「難病情報センター クローン病 診断」より引用

 

CDAIの求め方】

7日間の排便回数、腹痛、全身状態、合併症、中枢性止痢薬の使用有無、腹部腫瘤、Ht値、体重をもとに活動性指数を算出する。

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症状

・腹痛

・発熱

・下痢

・体重減少

・肛門病変

検査

・血液検査

・内視鏡・消化管造影検査

・生検

鑑別診断

・潰瘍性大腸炎:原則的に大腸に限局、直腸から始まり、奥にある結腸へと連続的に炎症が広がってゆく。炎症は比較的浅く粘膜までで、粘膜にびらんや潰瘍を起こす。

kuro-nn6

http://www.doyaku.or.jp/guidance/data/H22-10.pdf」より引用

治療、処方例

【治療】

・長期治療が必要で、主に栄養療法、薬物療法、外科的治療をおこなう。

①内科的寛解導入療法

 a.栄養療法

  腸管の安静と食事性アレルゲンの除去を目的とする。

  成分栄養剤(エレンタールⓇ)または消化態栄養剤(ツインラインⓇなど)を用いる

  経腸栄養とし、経口摂取不能であれば完全静脈栄養を選択する。

 b.薬物療法

  5-ASA製剤およびステロイドを基本とし、易再燃例では免疫調節薬の併用も考慮する。

 【処方例】

 ・5-ASA製剤 

  ペンタサⓇ(メサラジン)〔3gまで保険適応〕

   成人:ペンタサⓇ(メサラジン)1日1500mg~3000mg 分3 食後経口服用

      年齢、症状により適宜減量する。

   小児:ペンタサⓇ(メサラジン)1日40~60mg/kg 分3 食後経口服用

      年齢、症状により適宜増減する。

  大腸型はサラゾピリンⓇ(サラゾスルファピリジン)〔4gまで保険適応〕

   通常1日48錠(24g)分46

   症状により初回毎日16錠(8g)を用いても差しつかえない。

   この場合3週間を過ぎれば次第に減量し、1日34錠(1.5~2g)を用いる。

 ・ステロイド

   プレドニゾロン 1日30~40mg(68錠)経口投与

   3ヶ月を目処に量を減量し中止していく。

 c.顆粒球吸着療法

 d.難治例では抗TNFα受容体拮抗薬(レミケードまたはヒュミラ)が使用される。(保険適応)

 ・レミケードⓇ(インフリキシマブ)

   初回、2週間後、6週間後の3回の点滴

 ・ヒュミラⓇ(アダリムマグ)

   初回(1回目)注射4本、2週間後(2回目)注射2本、効果があった場合は以降2週間に1回1本

 

②内科的寛解維持療法

 a.在宅経腸栄養療法

  1日摂取カロリーの半分量以上に相当する成分栄養剤や消化態栄養剤の投与。

 b.薬物療法

  5-ASA製剤または免疫調節薬の投与

 【処方例】

  ・5-ASA製剤

   ペンタサⓇ(メサラジン)1日1500mg~2250mg 1回投与

  ・免疫調節薬

   イムランⓇ(アザチオプリン)

    成人及び小児:1日1~2mg/kg相当量(通常、成人は50~100mg)経口服用  

 

③合併症の治療

 a.肛門病変の治療

  痔瘻や肛門周囲膿瘍:ドレナージ+抗菌薬投与後、膿瘍がコントロールされれば

            抗TNF-α受容体拮抗薬の投与を行う。

  瘻孔:外科的治療を考慮する。

 b.狭窄の治療

  炎症沈静化後に内視鏡的バルーン拡張術を行う。改善がみられない場合は外科的手術を行う。

禁忌

患者指導

・生活指導:禁煙、過労・睡眠不足・ストレスの回避、生活リズムの是正

・「難病の患者に対する医療等の法律」における指定難病

・住所地を管轄する最寄りの保健所にて所定の手続きを行い認定されると、指定医療機関における医療費自己負担分(保険診療)の一部が国や都道府県から助成される。

 「厚生労働省 指定難病

   http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000084783.html

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補足事項

 

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「パリエット 消化器基本画像集」より引用

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参考文献

〇「難病情報センター クローン病」

 http://www.nanbyou.or.jp/entry/219

 

〇「IBD情報」 

 http://www.jimro.co.jp/ibd/index_ibd.htm

参考図書

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