ベータ版
ただいまコンテンツ増幅中です。
あなたの編集協力、情報・資料提供をお願いいたします。

単純性腸潰瘍 総論

2016.01.12  メディビトの知恵   
最終更新日: 2016年01月26日
編集リクエスト情報提供?

概要

ポイント

・回盲部近傍に難治性の深い下掘れ状の潰瘍を形成し、時に回腸から結腸に浅い潰瘍性病変が多発する。

・肉眼形態はベーチェット病で時に合併する回盲部潰瘍に類似する。

3040歳代の男性に多い。

・原因は不明で、いったん改善しても、しばしば再発する。

・病変の好発部位は回盲部末端から盲腸にかけてであり、打ち抜き型の潰瘍性病変を特徴とし、多発することが多い。

・消化管穿孔、続発する腹膜炎、腹部腫瘤、大量下血を合併することがある。

診断

・血液検査にて、白血球の増加や炎症所見が見られる。

症状

・腹痛(最初の症状であることが多い)

・下血

・下痢

・腹部腫瘤

検査

・造影検査

・大腸内視鏡検査

・血液検査

・便検査:細菌培養検査、便潜血検査

無題の画像

「パリエット 消化器基本画像集」より引用

治療、処方例

【治療】

・標準的治療は未確定。

・クローン病や潰瘍性大腸炎に準じた治療法(サリチル酸製 剤、ステロイド剤、免疫調整剤、栄養療法)が試みられているが、無効のことが多い。

・消化管穿孔や大量出血の合併には外科的手術が行なわれる。

禁忌


[単純性腸潰瘍]の新着・更新記事

新着・更新

[消化器科]の直近イベント

直近のイベント

免責事項要約

この免責事項は本ウェブサイトを利用されるすべての閲覧者に適用されます。本サイトの情報の利用者はこの免責事項の内容を承諾したものとみなします。
本サイトは医療情報の提供を目的としており、本サイト自体が医療行為を行うものではありません。内容のご利用(閲覧、投稿、外部での再利用などすべてを含む)に関しましては利用者様の自己責任において独自検証してご利用ください。共同作業により編集されるウェブサイトという性格上、いかなる記事や引用文、画像、音声情報等は正確性、真実性、最新性、信頼性、合法性を保証していません。本サイトはサイト上で提供されている情報を直接または間接に利用したことにより生じた結果に対して一切の責任を負うことはできません
本サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等についても一切の責任を負いません。