骨粗鬆症

どんな病気

骨粗鬆症は、加齢や長年の生活習慣などによって、骨がもろくなってしまい、骨折をしやすくなる病気です。

閉経後の女性や高齢者に多い病気で、とくに転倒による骨折が問題となります。

           骨粗鬆症財団 http://www.jpof.or.jp/about/ より引用

世界の骨粗鬆症患者は2億人と推定されていて、3秒に1回の割合で骨折が発生しているといわれています。

日本でも高齢化社会を迎えて、骨粗鬆症患者さんは年々増加の一途をたどり、約1000万人を突破していると推計されています。


            日本臨床内科医会ホームページ http://www.japha.jp/doc/byoki/002.pdf より引用

また、生活習慣病のひとつとも考えられていて、若い世代でも運動不足や栄養不足などが原因で発症することがあります。

日本で要介護状態になる原因疾患として骨折は大きな割合を占めています。

骨粗鬆症になってしまったために、将来骨折を起こして寝たきりにらないためにも、日頃から予防にとりくんで継続をすることが大切です。

原因

女性ホルモンの低下などにより、骨を作る細胞と壊す細胞のバランスが崩れて発症すると考えられています。

女性ホルモンの低下
女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」というホルモンは、骨を壊す細胞を抑える働きをしています。

閉経後にエストロゲンの働きが弱くなると、骨を壊す細胞の働きの方が強くなって骨がもろくなります。
           日本臨床内科医会ホームページ http://www.japha.jp/doc/byoki/002.pdf より引用

その他の原因
• 加齢
• 運動不足
• 栄養不足 カルシウムやビタミンDの不足
• 薬の副作用
• 骨やホルモンの病気

症状

腰や背中に痛みが生じることがありますが、ほとんどの方は無症状です。

進行すると、弱い刺激でも骨折を起こすようになります。
背骨の圧迫骨折を繰りかえすと、腰や背中が丸まってきます。
大腿骨の骨折などを起こすと、寝たきりの原因となる場合もあります。

骨粗鬆症になると骨折しやすい4か所
1.脊椎圧迫骨折
2.大腿骨近位部骨折
3.上腕骨近位端骨折
4.橈骨遠位端骨折

            http://www.kiyotaseikei.or.jp/osteo-sarco/osteoporosis/ より引用

検査

骨密度検査

骨塩量(カルシウムなどのミネラル成分)から、骨の強度などを調べます。
レントゲンや超音波を使う方法などいくつかの方法があります。
若い人の平均値と比較します。

80%以下:黄信号です。
70%以下:赤信号です。治療開始の目安となります。
50%以下:骨折を起こす危険性がとても高い状態です。

レントゲン

脊髄圧迫骨折などの骨折がないかを調べます。

治療

食事療法

カルシウム
日本人のカルシウムの摂取目標量は650㎎、骨粗鬆症の予防には800㎎とされています。
一方、日本人の実際のカルシウム摂取量は500㎎代といわれています。
ビタミンDやビタミンKも骨には重要です。

          日本臨床内科医会ホームページ http://www.japha.jp/doc/byoki/002.pdf より引用

運動療法

運動することで骨を丈夫にしたり、転ばないための筋力やバランス力をつけます。

運動をすることで、骨に刺激を与えられることが、骨の強度を保つためには重要になります。
歩くことが基本の運動になります。
上級者では、縄跳びやエアロビクスなどのジャンプのある運動が、骨や関節を刺激する効果が高くおすすめです。

薬物療法

骨折をすでに起こしてしまった方で、骨粗鬆症が原因として疑われる場合には治療を開始します。
その他は、骨密度が若い人と比べて70%以下の値になると、治療開始の目安とされています。

最近の骨粗鬆症薬の進歩はめざましく、薬の種類も増えています。
年齢や性別、骨の状態によって選択する必要があります。
かかりつけの先生としっかりと相談をしましょう。

転倒予防対策、環境整備
大腿骨の骨折は毎年およそ20万人もの人が起こして、入院や手術になっています。
そのうち、自室内で布団などにつまずいて転倒する方の割合は比較的多くみられます。
高齢者の転倒による骨折予防には、骨自体の強度に加えて、転倒防止のための環境整備も大切です。

(参考)RICHBONE 転倒予防について http://www.richbone.com/kotsusoshosho/tento/bs/index.htm

             日本臨床内科医会ホームページ http://www.japha.jp/doc/byoki/002.pdf より引用

ホームドクターからのアドバイス

一度低下した骨密度を増やすことは、とても大変なことです。
骨粗鬆症にならないように、若いころから予防を心がけましょう。

           http://www.wakoukai.or.jp/outpatient/inspection_osteoporosis.html より引用

骨粗鬆症を予防することは、生活習慣病を予防することにもつながります。

規則正しい運動や食生活を続けることで、病気や、寝たきりなどの要介護状態を防いで、楽しい老後生活を過ごしてください。

日光に当たるとビタミンDが作られるため、骨にはよい影響があります。
一方、ビタミンDは食事からの摂取量だけでも、あまり不足することはありません。
外出の機会の少ない方は、窓際や木陰で20分程度過ごすのもよいでしょう。
日焼けや皮ふがんなどの問題もありますので、直射日光は避けてください。

もっと調べる

参考リンク

日本臨床内科医会 骨粗鬆症
日本臨床内科医会 骨粗鬆症Q&A
RICHBONE
骨粗鬆症財団

初診に適した科

整形外科、内科、婦人科

頼りになる病院

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北信

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