日焼け(ひやけ)

どんな病気

日焼け(ひやけ)は正式には、日光皮膚炎といいます。

日光に含まれる紫外線を浴びることによって、皮膚が炎症を起こした状態です。
長時間、大量の紫外線を浴びると、皮膚がやけど状態になって、その後皮膚の色が黒く変化します。

シミなどの原因となったり、皮膚がんになるリスクも高くなります。

日焼けには、紫外線のUVBの影響が大きいといわれています。

原因

日焼けの原因は、紫外線です。

紫外線にはUVAとUVB、UVCの3種類に分けられます。

地表に届かないUVCを除いたUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の2つが日焼けの原因となります。

特にUVBの作用によって、日焼けが引き起こされます。

         出典 http://www.ishiwa-clinic.com/topics/topic15.php

日焼けには2種類あります。

サンバーン

(日光によるやけど)

    • 日光を浴びてから数時間後に赤くなり始め、約24時間後にピークになります。
    • 主にUVBが作用しています。
    • 3日後くらいから改善して、数日後に焼けた皮膚がはがれ落ちます。

サンタン

(色素の増加)

    • 3日後から徐々に褐色~黒色の色素沈着が始まります。
    • 主にUVAとUVBが作用しています。
    • 数週間から数ヶ月間にわたって、色が残ることがあります。

       出典 http://www.selfdoctor.net/

日焼けを起こしやすい人と起こしにくい人がいます。

日本人は3つのタイプにわかれます。

スキンタイプⅠ

    • 日光に一時間ほど当たると赤くなり、その後黒くなりにくい
    • 紫外線によるDNAの損傷が多く、皮膚がん発症の可能性が高くなる

スキンタイプⅡ

    • 日光に当たると赤くなり、その後やや黒くなる

スキンタイプⅢ

    • 日光に当たっても赤くなりにくく、その後も黒くならない

紫外線による影響が大きいスキンタイプⅠの人は要注意です。
Ⅲの人に比べると、紫外線によるDNAの損傷が3~5倍多く、皮膚がんを発症する危険性が高まります。

症状

• 軽度のものは炎症を伴わずに、色素沈着を残す程度です。
ひどくなると、皮膚がはれてひどく痛んだり、水疱、脱毛などが起こる場合もあります。
早めに受診したほうが良いでしょう。

• 強い紫外線を目に浴びると、目の角膜や結膜にも炎症が起きます。
雪眼(雪山などで強い紫外線を浴びることによる炎症)、電気性眼炎(溶接工でみられる炎症)などがあります。

検査

• 日焼けの診断は、状況の聞き取りと炎症部の観察によって診断します。

• 光線過敏症(普通の人よりも弱い紫外線でも皮膚に炎症を起こす)の疑いがある場合には、光線過敏試験などを行って診断します。

治療

• 赤くなったらまず冷たいタオルで冷やすなどの応急処置をします。
• 刺激の少ないローションなどで十分に保湿します。
• 痛み止めやかゆみ止めを使用します。
• 炎症がひどい場合には、ステロイド薬などの塗り薬を用いることもあります。
• 皮がむけてきた場合には、無理にはがさずにクリームや薬などを塗って、保湿をします。

ホームドクターからのアドバイス

• できるだけ紫外線を浴びないようにするなどの予防が最も重要とされています。
長時間、強い紫外線を浴びないように、予防を心がけることが大切です。
• 4~9月の紫外線の多い時期は注意をする
• アスファルトやコンクリートの上に長時間いないようにする
• 日焼け止めや日傘、帽子、サングラスなどを用いたり、長袖、長ズボンを着用する
参考:気象庁紫外線情報分布図 http://www.jma.go.jp/jp/uv/

日焼け止め(サンスクリーン)の選び方

SPF(Sun Protection Facter)

数値が高いほど、紫外線をブロックする効果が高くなります。

SPFは主にUVBによるサンバーンをどれだけ防げるかを示しています。

数字はその人の日焼けのしやすさを、何倍防げるかということを表しています。
たとえば、何もつけないと20分間で日焼けをする人がSPF10を塗ると、
20分×10SPF=200分間、日光を浴び続けると日焼けをするということになります。
200分間日焼けをしないという意味ではありませんので、注意が必要で、合間に追加で塗る必要があります。

SPF50を超えると、性能に差はありません。

PA(Protection Grade of UVA)
PAは主にUBAによるサンタンを防ぐ効果を示しています。
PA+:UVA防止効果がある
PA++:UVA防止効果がかなりある
PA+++:UVA防止効果が非常にある
PA++++:UVA防止効果が極めてある

日焼けになってしまったら早めに処置をすることが大切です。
まずは、良く冷やしましょう。
2~3日たっても症状がおさまらずに、水ぶくれになった場合には、皮膚科を受診しましょう。

もっと調べる

参考リンク

日本皮膚科学会
日本皮膚科学会 ひやけに注意(PDF)
山口大学保健管理センター 紫外線と皮膚障害

 

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