急性胃腸炎

どんな病気

急性胃腸炎とは、胃や腸に急性の炎症が起こった状態で、突然の下痢や嘔吐、腹痛などを起こします。

主な原因はウイルスと細菌で、ウイルスが原因の場合はウイルス性胃腸炎、細菌が原因の場合は細菌性胃腸炎にわけられます。

原因

ウイルス性胃腸炎

・原因となるウイルス:ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなど
・人から人へうつる場合と、食べ物から感染する場合とがあります。
・感染力が非常に強く、家や学校などで流行します。

細菌性胃腸炎

・原因となる細菌:カンピロバクター、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌など
食べ物から感染することがほとんどです。
・ウイルス性胃腸炎よりも重症化しやすくなります。

症状

・下痢(ロタウィルスは白色便、サルモネラは緑色便)
・嘔吐
・腹痛
・発熱
・食欲不振
・倦怠感
・ウイルス性の場合は咳や鼻汁などかぜのような症状
・時に細菌性の一部で下血

検査

問診で症状が現れる前の生活を確認します。
・何を食べたか
・周りに同じような症状の人がいないか
・数週間以内の海外旅行

便検査
便中のウイルスや細菌、血液の有無などを検査します。

ノロウイルス抗体検査
ノロウイルス感染が疑われた場合に行います。
医療保険では、
・3歳未満の乳幼児
・65歳以上の高齢者
・癌などの治療中で免疫力が落ちている人
だけが医療保険が適用されます。
その他の方は自費診療になり検査代金だけで4000円~5000円、その他に診察代金が加算されます。

血液検査
体の状態や、細菌感染が疑われる場合に検査します。

治療

急性胃腸炎による下痢や嘔吐などは、有害なものを排除しようとする体の防御反応とも言えます。薬でぴったりと止め過ぎないことも大切です。

脱水予防
・下痢や嘔吐が続くと脱水症状を起こしますので、塩分や糖分などを含む水分を摂取します。
・吐き気や嘔吐の症状が強く、口からの摂取が困難な場合は点滴などで脱水を予防します。
・水分補給には、スポーツ飲料や経口補水液などがよいでしょう。

ウイルス性胃腸炎
症状をやわらげるために、整腸薬や吐き気止め、解熱薬などを服用します。

細菌が原因の場合
原因となる細菌の種類や症状により抗菌薬が処方される場合もあります。

ホームドクターからのアドバイス

・乳幼児のロタウイルスによる胃腸炎を予防するために予防注射(任意接種)ができます。詳しくはかかりつけの小児科にご相談ください。

家庭でできる経口補水液の作り方

▶材料
・砂糖 40g(大さじ4と半分)
・塩 3g(小さじ半分)
・水 1ℓ
・レモン汁 少量(飲みやすくなります)
▶作り方
材料を混ぜて溶かします。冷水よりも常温の水を使用した方が溶けやすくなります。

もっと調べる

参考リンク

○ みんなの健康百科 応急手当 嘔吐・下痢
厚生労働省 感染性胃腸炎(特にノロウイルス)について
長野県 長野県感染症情報
○ エーザイ株式会社 ウイルス・菌対策研究所
○(参考)かくれ脱水JOURNALサイト

初診に適した科

消化器内科、胃腸科、内科、小児の場合は小児科

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