急性気管支炎

どんな病気

急性気管支炎は、かぜ(急性上気道炎)の炎症が、空気の通り道である気管(下気道)にまで広がった病気です。

炎症をひき起こす原因ウィルスや鼻水、咽頭痛などの症状はかぜと同じですが、気管に炎症が強いために、咳、痰、喘鳴、息苦しさなどの症状が強く出ます。

数週間から数カ月の間にわたって症状が続く場合には慢性気管支炎に分けられます。

原因

多くはかぜと同じウイルスによる感染で、周囲に同じ症状の人がいることがあります。

• ウイルス:ライノウイルス、アデノウイルス、インフルエンザウイルス、RSウィルス、ヒトメタニューモウィルスなど

• ウイルス以外:マイコプラズマ、百日咳菌、一般細菌など

症状

ウイルスなどの病原体を体の外に出すために、激しい咳が出ます。
咳が落ち着くまで数日から数週間かかります。

• せき
• たん
• 発熱や全身倦怠感、胸の不快感など
• 激しいせきのために胸や腹筋が痛むこともあります。

鑑別疾患

気管支喘息慢性閉塞性肺疾患(COPD)肺炎

検査

問診、診察

せきなどの症状を問診します。
聴診で胸に雑音があるか、サチュレーションモニターで体内の酸素濃度などを調べます。

血液検査、尿検査、迅速検査

血液で炎症の程度などを調べます。
必要に応じて咽頭ぬぐい液や血液、尿などから検査します。
インフルエンザウィルス、溶連菌、RSウィルス、マイコプラズマ、肺炎球菌、レジオネラ菌などの迅速検査が普及しています。

細菌培養検査

たんや血液の中に細菌がいないかを調べます。

胸部レントゲン検査、胸部CT検査

肺炎ではないか、炎症の広がり具合などの状態を検査します。

治療

「安静」と「水分・栄養補給」が治療の中心となります。

薬物療法

多くはウイルス感染であることから、病原体に特異的な治療薬はありません。

原因が細菌性の場合には抗生物質を使用します。

咳をおさえる鎮咳薬(ちんがいやく)や、たんを出しやすくする去痰薬(きょたんやく)、発熱を下げる解熱薬(げねつやく)などを使用します。

気管支拡張薬の貼り薬や飲み薬、吸入剤が使われることもあります。

ホームドクターからのアドバイス

〇 感染しないように、また、かかってしまった場合には、他の人に広げないように予防をすることが大切です。

• こまめにうがい、手洗いをしましょう。

• 人が多いところは避けたり、外出時はマスクを着用しましょう。

〇 数日間経過しても改善が見られない場合、高熱が続く場合、呼吸や息切れがひどくなり肺炎への悪化が疑われる場合などは、早めに医療機関を受診をしましょう。

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参考リンク

○ 日本呼吸器学会 呼吸器の病気 急性気管支炎

初診に適した科

内科、小児科、呼吸器内科

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