巻き爪(嵌入爪)

どんな病気

巻き爪(嵌入爪/かんにゅうそう)は、爪が内側に巻き込んで伸びた状態をいいます。

爪のわきに食い込んで、痛みや炎症を伴うこともあります。

主に足の親指に見られ、靴による圧迫や深爪、爪の水虫などが原因で起こります。

近年、10人に1人が巻き爪で悩んでいるともいわれるほど増えている身近な病気です。

       岡谷市民病院ホームページ https://www.okaya-hosp.jp/upload/144886084461.pdf より引用

原因

深爪(深く爪を切り込む)や、爪の角を落とす切り方をすると巻き爪になりやすくなります。

その他にも、爪の水虫、はいている靴の形、運動やスポーツ、体質などが原因の場合があります。

<巻き爪になりやすい原因チェック>
当てはまる項目が多いほど、巻き爪になる可能性が高くなります。

• 爪を深く切る習慣がある
• 爪が薄くて柔らかい
• 靴は少々きつくてもサイズよりデザイン性を優先する
• 毎日ハイヒールを履いている

症状

• 爪が伸びてきた時に、爪の両脇の角があしのゆびの肉に深く食い込んでしまいます。
爪が食い込んだ周囲に痛みや炎症を起こすことがあります。
炎症を起こして、腫れるとさらに食い込みがひどくなって、悪循環が起こります。

• 炎症が長く続くと出血をしたり、食い込んだ傷から細菌が入って化膿して、さらに痛みが強くなります。

• 刺激が続くと、赤く肉が盛りあがってきます。不良肉芽と呼ばれます。

• ひどくなると、靴が履けなくなったり、歩行が困難になる場合もあります。

• 痛みがなくても、気になったら軽度のうちに、早めに専門医の診察を受けることが大切です。

       岡谷市民病院ホームページ https://www.okaya-hosp.jp/upload/144886084461.pdf より引用

検査・治療

爪白癬(爪の水虫)が疑われる場合

爪の一部を採取して顕微鏡による検査を行います。

軽症の場合や自覚症状がない場合

• 適切な爪の切り方やテーピングなどをして様子を見ます。
• 爪を伸ばすワイヤーやクリップを装着して、矯正する方法もあります。(自費診療)

痛みや腫れがある場合や細菌感染をくり返す場合

抗生物質の内服・外用をします。

治りが悪い場合

根本的な治療として、曲がった部分の爪を切り取る手術を行うこともあります。
爪の根元の爪母を処置する手術方法では、後で伸びた爪が変形してしまうことがあるため、慎重な判断が必要です。

ホームドクターからのアドバイス

巻き爪の予防

• 深爪をせずに、正しく適切な爪の切り方をする
• 自分に合ったサイズの靴を履く
• ハイヒールなど先の細い窮屈な靴は履くのを控える
• 感染を防ぐために、清潔な状態を保つ
※痛みや炎症、感染(赤くなる、膿があるなど)がある場合には、早めに受診することが必要です。

適切な爪の切り方

一番の対策はただしい爪切りをして、予防することです。
大切なことは、爪が前に伸びようとするのを、邪魔しない切り方をすることです。
爪と皮膚の高さをそろえて、まっすぐ横に切るようにすると良いでしょう。
爪を丸く切ったり、角を落としたり、爪を深く切り込まないようにします。
角を落とすと、より巻き爪になる可能性が高くなってしまいます。

 

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参考リンク

日本皮膚科学会
岡谷市民病院

初診に適した科

皮膚科、整形外科

頼りになる病院

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北信

中野市 北信総合病院

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松本市 まつもと医療センター松本病院

南信

飯田市 飯田市立病院

岡谷市 岡谷市民病院

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