変形性膝関節症

どんな病気


膝関節の軟骨と半月板は、立ったり歩いたりするときに、膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役目をして働いています。

このクッションである軟骨が少しずつ、すり減って炎症や変形を生じて、痛みが起こる病気が変形性膝関節症です。

 

原因

一次性:明確な原因がないもの

・遺伝的な要素
・加齢、女性、肥満、筋肉の衰え
・膝の負担の大きいスポーツの習慣
・O脚などの下肢の変形

二次性:怪我や病気などの原因が明確なもの

・膝周辺の骨折、捻挫や関節軟骨の損傷
・靭帯や半月板損傷 、反復性膝蓋骨脱臼など

症状

・膝の痛み、こわばり
・動作時の膝の痛み(歩き始める、立ち上がる、階段の昇り降り、正座ができないなど)
・関節がこすれることにより炎症や変形を起こし膝が腫れる
・膝に水が溜まる

検査

問診
どのようなときに、どのような痛みがあるのかなどの症状を確認します。

視診、触診
圧痛のポイントや膝の腫れ、動き具合をみます。

画像検査
・レントゲンで骨の変形や程度を検査します。
・必要によりMRI検査や超音波検査で半月板や靱帯の評価を行います。

関節液検査

膝に炎症が起きて腫れている場合、注射器で関節液を抜き取り検査します。

血液検査

炎症反応やリウマチ因子などを検査します。

治療

運動療法
膝に負担をかけずに、柔軟性や筋力をあげる運動を行います。

「 日本整形外科学会ホームページ https://www.joa.or.jp/public/publication/pdf/knee_osteoarthritis.pdf 」より引用


薬物療法

炎症や痛みを抑える内服薬や貼付剤を使用します。

ヒアルロン酸注射、局所麻酔薬注射
関節軟骨の被膜保護、潤滑の改善や痛みをやわらげます。

ステロイド注射
痛みが強い場合に行うこともあります。

温熱療法
冷えると痛みが出たり、血流を改善するため、入浴やホットパック(カイロ、温感湿布なども)で温めます。

手術療法
 骨を切って変形を矯正する高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつきりじゅつ)や、人工関節を使用する人工膝関節置換術(じんこうかんせつちかんじゅつ)などの選択を考えます。

ホームドクターからのアドバイス

膝への負担を軽くする工夫が大切です。

・肥満の解消
肥満は膝に負担がかかります。炭水化物の摂取量を減らすなどして、少しずつ減量しましょう。
・膝に負担の少ない運動、ストレッチ
大腿四頭筋訓練やプールでのトレーニングなど、膝に負担の少ない運動を継続して行いましょう。
・足にあった衝撃を緩和する靴を利用しましょう。
・冷えると痛みがでやすくなるので温かくしましょう。

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参考リンク

日本整形外科学会 病気・症状をしらべる 膝関節の症状 変形性膝関節症
日本整形外科学会 変形性膝関節症
日本整形外科学会 変形性ひざ関節症の運動療法
日本臨床整形外科学会 変形性膝関節症

初診に適した科

整形外科

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