インフルエンザ

どんな病気

• 冬から春先にかけて流行します。
• 主にA、Bの2つの型があります。
• インフルエンザウィルスの感染後1~3日間の潜伏期間をへて発症します。

原因

• 人から人へ咳やくしゃみで飛び散ったインフルエンザウィルスによる飛沫感染です。

感染力の強いウィルスですので予防接種や咳エチケットなど一人一人の感染拡大予防が大切です。

出典「 政府広報オンライン

症状

かぜと同じく熱・鼻水・咳などがみられますが、一般的なかぜに比べて急に高熱となり、頭痛や筋肉、関節の痛みなどの全身の症状が強くでます。
数日から1週間で自然に改善しますが、症状が悪化し、合併症を起こす危険もあります。
重篤な合併症 インフルエンザ脳炎(脳症)、肺炎など

検査

• 検査は綿棒で咽頭拭い液や鼻汁を取って、10分~15分ほどで判定できます。

感染していても発熱後10時間ほど経過しないと検査で陽性とならないことがありますので、検査を受けるタイミングに注意が必要です。

治療

• 熱や筋肉痛、咳などに対する対症療法が主体となります。

• 解熱剤と脳症の関係も指摘されているため、解熱剤の処方を受ける際にはかかりつけ医に相談してください。安全性が高い解熱剤はアセトアミノフェンが薦められています。

• 抗インフルエンザウィルス薬(タミフル、リレンザ、イナビルなど)は発症後48時間以内に服用すると、発熱の期間の短縮や症状の軽減などの効果があるとされています。
※タミフルは厚生労働省から2007年に10歳代の患者さんへの使用を控える通知が出されています。

• 抗生物質(抗菌剤)はインフルエンザウィルスには無効ですが、肺炎や中耳炎などを合併した際に使用されます。

ホームドクターからのアドバイス

• インフルエンザはかからないための予防と、もしも感染した際には広げないための予防のふたつの予防が大切です。

出席停止について

幼稚園、保育園、学校へは法律により登園登校禁止期間があります。
発熱した後5日、かつ解熱した後2日を経過するまで。幼児においては、発症した後5日、かつ解熟した後3日を経過するまでは登園登校禁止と法律で定められています。
発熱日を0日目として計算し、所定の日数を経過した翌日より出席ができます。

:水曜日に熱が出て金曜日に解熱した際は、翌週の火曜日から登校可能となります。

(参考)長野県教育委員会 学校における感染症発生時の対応
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/hokenko/hoken/hoken/documents/leaflet.pdf

抗インフルエンザ薬などで早く解熱してもインフルエンザウィルスを他人に感染させる可能性がありますので外出は控えてください。

大人には法的な規則はありませんが、同様に周囲の人にうつさないためにも解熱後二日間は会社を休み外出を控えましょう。

• 流行期には「手洗い」「うがい」「マスク」「人ごみに行かない」ことで感染予防を心がけて流行拡大を防ぎましょう。

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予防接種(インフルエンザワクチン)

感染する確率を減らす効果と重症化や死亡を防ぐ効果があります。特に65歳以上のお年寄りや心臓や呼吸器に持病がある方に勧められています。
予防効果はワクチン接種後2週間目ころからおよそ5カ月間効果が持続します。12月末から3月にかけてが流行の最盛期となることが多いので、11月から12月上旬までに接種を済ませましょう。

集団全体で予防接種を行うとその集団内での流行を抑えられるという集団免疫の考え方も大切です。

 

かぜとインフルエンザ

かぜは急性上気道炎や感冒とも呼ばれ様々な病原体によって起こる咳、鼻水、のどの痛み、痰、発熱などの呼吸器症状を起こす疾患の総称です。
インフルエンザもかぜの一種類なのですが、かぜの中でも高熱や筋肉痛などの症状が強く、感染力が強く流行しやすいこと、予防接種で予防ができる点、抗インフルエンザウィルス薬がある点などが、他のかぜのウィルスと大きく異なる特徴です。

参考リンク

○ 厚生労働省 インフルエンザ(総合ページ)
日本臨床内科医会 わかりやすい病気のはなし インフルエンザ
○ アステラス製薬株式会社 なるほど病気ガイド

初診に適した科

内科、小児科、呼吸器科

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